K.Sチャラク著・本田信明訳・太玄社刊『インド占星術の基本体系1巻』を読んだら難しい単語が沢山出てきたのでそれの意味を調べて書いてきます。他のインド神話関係の言葉も書くつもりです。作ったばかりなのと私の勉強用なので情報量が非常に貧弱です。Fate Grand Orderのネタバレも少し含むのでそれが嫌なら避けて下さい。非公式です。不定期ですが更新していきます。

皆既日食

飲み込まれたラーフ。

会合

2つの惑星が同時に特定の位置になってから、再び同時に同じ位置に来る事。

会合周期

2つの惑星が同時に特定の位置になってから、再び同時に同じ位置にくる迄の周期。

会合月

惑星や月が会合するのにかかる時間の単位の月。

会合年

惑星や月が会合するのにかかる年。

カスプ

ラグナの度数と同じ。地球を回る太陽の明確な通り道(赤緯)の交差が天中でそれはホロスコープの10室(ミッドヘブン或いはzenith )のカスプと同じ。

火星

特徴は以下の通り。

高揚
マカラの28°
減衰
カルカの28°
ムーラトリコーナ
メーシャの0〜12°
カースト
クシャトリア
身体構造上の支配部位
髄質
本質的な性質
タマシック
代表的場所
火のある所
カーラプルシャの見地
存在・実体
方角の強さ1
社会的地位
軍事指導者
方角の強さ2
南(第10室)
男性
吉凶
生来的凶星
特徴
実際の火星
  • 外惑星の1つ。
  • コンバスト開始後は、太陽から17度の時目に見える様になる。
  • 地球もそうだが、実際の火星の軌道は楕円形になっている(地球の軌道は火星よりは円に近い)ので肉眼でも見る時によって見え方が違う。火星が大接近した時には極環の大きさに驚いた人も多い筈。
  • 月の2倍の大きさで、直径は6786kmで太陽からの平均距離は2億2780万km。
  • 太陽の位置から見た火星と地球の会合期間は太陽暦で2年2ヶ月。
  • 公転周期は687日
  • 自転周期は1.027日
  • フォボスとダイモスという衛星がある。
  • ジョーティシュの火星
    火星が支配星の人
    鋭く赤い目、強く若々しい肉体。整った顔立ち。短いけど輝く巻髪。性格は狡猾だが寛大な傾向。勇敢。タマシック(暗く下品)な事がある。熱意の為に傷付ける。興奮し易い。気難しいかも?


    <他の惑星との相性>
    友好
    ラヴィチャンドラグル
    敵対
    ブッダ
    中立
    シュクラシャーニ

    カタウパニシャット

    ヒンドゥー教関係の文学。ヴェーダ

    ガティ

    時間の単位。詳細はヴェーティック参照。

    可動星座

    星座の3要素の1つ。3要素とは外側から見た行動性の特徴をあらわす。そのうちメーシャ、カルカ、トゥーラマカラは可動星座にあたる

    蟹座

    サンスクリット語でカルカ

    ガニタ

    数学、計算

    カーニャ

    乙女座。

    船の中に立ち、トウモロコシを持ち、ランプも持ちながら、女性が好む様な部屋に住む。頭から上昇する(シィーアショダヤ)。

    カーニャにとってマンガラは第3室と第8室の支配星なので敵対的。

    支配星
    水星
    人体部位
    腹部
    ナクシャトラ
    ウッタラパールグニーハスタチトラ
    身長(実際の身長ではありません)
    範囲
    150〜180°
    日中と夜中どちらに強いか
    昼間
    上昇期間
    北半球→長い、南緯→短い
    活動或いはその他
    柔軟星座。活動星座と固着星座の中間を示す
    方向
    エレメント
    生物学的性質
    二足動物
    構成要素の性質
    動物(ジーヴァ)
    ヴァルナ(カースト)
    ヴァイシャ
    性別
    女性

    カーラプルシャ

    上述の本には『擬人化された時間』と書いてあるけどネットで調べると『宇宙的人間』とも書いてある。確かに時間と宇宙は関わってるけどそれは現代の天文学の話で何の事かわからない。知ってる人は教えて欲しい。

    カラーナ

    インド占星術におけるティティ(1日間)の半分。カラーナにも種類がある。

    カラーナ名
    配置される時間
    シャクニ
    黒分の14日目の後半
    チャトゥシュパダ
    黒分時のアマヴァーシャの前半
    ナガ
    アマヴァーシャの後半
    キムシュトゥガナ
    白分の初日の前半
    バーバ
    太陰月の残りの期間に8回繰り返す。白分の日の最初の後半から始まり黒分の14日目の前半迄順番で繰り返す。
    バラヴァ
    カンラヴァ
    タイチラ
    ガラ
    ヴァニシャ
    ヴィシュティ

    カリ

    インドの悪魔の1つでヴィシュヌ神の化身の1つ。カリ・ユガの最後に世界を終わりにすると言われている。

    カリ・ユガ

    4つあるユガの1つで1番最後のユガ。その始まりはマハーバーラタのクルクシェートラの戦いの開戦時で終わりは宇宙の終わりにカリが世界を破壊する迄。マハーバーラタの舞台の年代ははっきりしてないが、冒頭の本ではBC3100年頃を想定している。

    カルカ

    蟹座。太陽は夏至の頃にはここの回帰線の真上にある。

    蟹の姿をして水の中に住む。そこは水で満たされた苗床、河岸、誰も住まない土地を含む。

    カルカの火星は、トリコーナケンドラの支配の為ヨガカラカ(単独惑星で生じるラージャヨガ)となる。

    可動星座。

    支配星
    人体部位
    ナクシャトラ
    ブナルヴァスプシャヤアーシュレーシャ
    身長(実際の身長ではありません)
    範囲
    90°〜120°
    日中と夜中どちらに強いか
    夜中
    上昇期間
    北半球→長い、南緯→短い
    活動或いはその他
    活動星座。変化や機動性を示す
    方向
    エレメント
    生物学的性質
    昆虫
    構成要素の性質
    鉱物(ダートゥー)
    ヴァルナ(カースト)
    バラモン
    性別
    女性

    カルナ

    冒頭の本のP8の17行から始まる文章に出てきたマハーバーラタの王族の名前。彼は、クルクシェートラの戦いの前にクリシュナ神に惑星のコンビネーションの存在を告げ、2つの世界大戦とインドパキスタン紛争という形で20世紀以降に当たる事になったらしい。スーリヤ神の化身であり、子でもある。


    カルパ

    ヴェーダンガの1つで経典の理解やマントラの使用を扱い、ヴェーダの儀式的な側面がある。

    時間の単位でもある。詳細はヴェーティック参照。

    カルマ

    行為の結果。正のカルマと負のカルマがあり、どちらも自分以外の何かにした事が彼らから返ってくる。

    このHPの内容はプロの占い師じゃない者が作ってるので間違いがあるかもしれないからもしあったらこちらに書いて頂けたら幸いです。その他何でもどうぞ。不具合も見つけたら教えて下さい。

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