K.Sチャラク著・本田信明訳・太玄社刊『インド占星術の基本体系1巻』を読んだら難しい単語が沢山出てきたのでそれの意味を調べて書いてきます。他のインド神話関係の言葉も書くつもりです。作ったばかりなのと私の勉強用なので情報量が非常に貧弱です。Fate Grand Orderのネタバレも少し含むのでそれが嫌なら避けて下さい。非公式です。不定期ですが更新していきます。

ユガ

古代インドの時間の単位の1つ。ユガには4種類あり、クォーターユガ(クリタ又はサティヤ、トレタ、ドヴァパラ)は過ぎ去り、今はカリ・ユガである。他の時間の単位はヴェーティック参照。

冒頭の本では、ユガは時間のサイクルという意味でも使われてて、3年サイクル、5年サイクル、8年サイクル、11年サイクル、19年サイクル、30年サイクルで構成されている。様々なユガの使用は、インドの前ヴェーディック(ヴェーダの時代の前半以前かな?)時代の天文学者にとって太陰暦と太陽暦を調和させる素晴らしい試みだった。最も正確なユガは19年のサイクルで、その間の太陽年の中に7つの閏月から構成され、228太陽月の間で235会合月(新月と満月)がある。

ユガにはもう1つ意味があり、毎月の4タイプの基礎として様々に働く5タイプのヴァルシャもユガと呼ばれる。これは全ての時の決定の基礎(閏年等)。1年は366日で、ユガ(5年間)1830日。この間に61サヴァナ(暦日)月はそれぞれ30日で、太陽月は30と1/2暦日。2つの閏月について考慮するこの期間は(約)62太陰月(朔望月)。4タイプとは以下の通り。

名称
特徴
サウラ
1年の太陽の回転を基礎にする。1獣帯を通しての太陽の滞在はこの様な月を構成する。
サヴァナ
1サヴァナ日は日の出から次の日の出迄で、それが30日ある。
ルナー
新月から次の新月迄の間。
ナクシャトラ或いはサイデリアル
星の上昇から次の上昇迄に等しいサイデリアル日を基礎とする。

このHPの内容はプロの占い師じゃない者が作ってるので間違いがあるかもしれないからもしあったらこちらに書いて頂けたら幸いです。その他何でもどうぞ。不具合も見つけたら教えて下さい。

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