K.Sチャラク著・本田信明訳・太玄社刊『インド占星術の基本体系1巻』を読んだら難しい単語が沢山出てきたのでそれの意味を調べて書いてきます。他のインド神話関係の言葉も書くつもりです。作ったばかりなのと私の勉強用なので情報量が非常に貧弱です。Fate Grand Orderのネタバレも少し含むのでそれが嫌なら避けて下さい。非公式です。不定期ですが更新していきます。

射手座

サンスクリット語でダヌー。支配星は木星。240〜270°。

移動星座

固定星座の星に沿って西に後退をつづける星座。
固定星座と移動星座はアヤナがゼロだったA.D285年でピッタリ合い、その後ズレてきた。

イングレス

太陽が星座のどれかに入る事。

インドラ神

シヴァ神が出てくる前は最高神だった。帝釈天。サッカやシャクラという別名もある。神々の王とも呼ばれる美男。雷神で戦いの神。ヴィシャカーの支配神であるインドラグニの1柱。マハバアルジュナはインドラの化身であり子。アグニ神がアルジュナにあげたガーンディーヴァという弓は元々インドラの物。


<補足>

私の実感としてはあまり知られてないけどインドラに纏わる話で日本に早くに伝わったものが2つある。その1つが天体の話だから占いに少し関係あると思うので紹介する。

それは月の兎の話。元はジャータカに載ってたもので今昔物語集が影響を受けている。内容は
森の中に兎と猿、ジャッカル、カワウソが住んでいた。彼らは昼は餌を探してそれぞれで行動し、夜は一緒に過ごした。兎は菩薩の後世で頭が良かったのでダルマ(サンスクリット語で法の意味)を犯すなという戒め、自分だけでなく他人の事も心配すべきだと思いながら道徳的に生きるべきだという話をしてた。
満月の日、兎は彼ら友人を誘って修行する前の空腹に備えて餌を探そうと思い
「今日は修行中だから餌を誰かに分けてから食べなさい。」
と言った。カワウソは川で人が釣った魚、ジャッカルは大きなトカゲと1壺のチーズの様な物を見つけ、猿は木からマンゴーを獲った。でも兎は自分は草しか集められないが、草を食べたい人はいないから布施をする事が出来ないではないかと思い、考えた。誰かが食を乞うてきたらこの体の肉を施そうと決めた兎は清らかで幸せな気持ちで一杯になった。兎の意志がインドラの玉座を温めて、その訳を知ったインドラは兎を試そうと思い、バラモンの老人に変身して地上に行った。インドラに乞われると3匹は皆喜んで自分の餌を施し、最後に兎に「何か食べ物を」と言うと兎は翁を歓迎し、
「最高の施しをするから火を焚いて下さいませんか。」
と言った。インドラが神通力ですぐに火をつけると兎は自分の体に付いてる虫を死なすとダメだから体を激しく振るって虫を落としてから火の中に飛び込んだ。その姿を見たインドラは兎の捨て身の善行を後々迄伝える為、兎を月迄昇らせた。という話。

インドラの特徴は褐色の肌で髭が生えててヴァジュラ(金剛杵)という武器を持ち、そこから雷が出てくるらしい。私はそれに高高度放電現象のスプライトをイメージしたマントと同じく高高度放電現象のエルブスをイメージした輪っかを付けたら凄く迫力ある感じになった。いつかはfgoの同人誌に出したいからアルジュナのイメージも少し出したつもり。

インドラグニ

インドラ神とアグニ神のグループ。

このHPの内容はプロの占い師じゃない者が作ってるので間違いがあるかもしれないからもしあったらこちらに書いて頂けたら幸いです。その他何でもどうぞ。不具合も見つけたら教えて下さい。

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